進撃の巨人変なところで読むのやめた話

進撃の巨人の中盤までのネタバレ含みます

 

 進撃の巨人を読み始めたのは小・中学生のときだった。初めはアニメの1期が流行って、その後数年後にまた流行ったと思う。確かアニメ1期が話題になってたときに、姉の部屋に忍び込み「何か面白い漫画ないかな~」と物色して見つけたのが出会いだった。そのころはまだ巻数もめっちゃ出てたわけではなかったから、すぐに家にある分は全巻読んだ。その後も定期的に忍び込んで最新巻が出たら読んでいた。

 事件はそんなときにあった。最新巻が出たら何カ月かぶりに読む感じだったから正直前の巻の内容はうろ覚えで読んでいた。そして姉がいないときに部屋に行くと進撃の巨人の最新巻が置いてあった。確か十何巻だと思う。嬉々として読み始めると、エレン、ライナー、ベルトルトが話しているシーンで有名なセリフが出てきた。「やるんだな、今ここで…」である。そう、ライナーとベルトルトが巨人化するときである。そこで自分はめっちゃ混乱した。「は?伏線あった?え?俺もしかして何巻か飛ばした?」となった。そこで自分は読んでいる巻を一回置いて前の巻を読んだ。「いや、伏線ないよな…?この展開ほんとに合ってる?乱丁ではない?」と思った。実際はめっちゃ前の巻に分かりづらい伏線があったらしいがそんなことは当時わからなかった。それで頭がこんがらがって読むのをやめた。

 実は読むのを再開したときもあった。そのときは二十巻くらいでやめた気がする。そのときも話についていけなかった。覚えているのは104期団が古城でなんかよくわからんけど疑われてて、獣の巨人が出てきてた。そこらへんは読めたが、最後に覚えているのは104期のかわいい子が実は貴族の子でエレンが捕まってて、なんか拷問されてるみたいなシーンだった。よくわかんなかったのは古城のシーンだった。時系列と漫画の場面がめっちゃ飛んで今どこで誰が何をやっているかよくわかんなくなった。場面がめっちゃ飛ぶから整理できずに頭がパンクした。

 

 進撃の巨人が数年ぶりに流行ったときはまた読もうかと思ったが、十後半の巻あたりから話がよくわかんないことが増えてきたから再び読み始めるのが結構腰が重くなり、結局読まなかった。面白いらしいが、自分がよくわかんなかったあたりの感じで続くのならマジで読むのが苦痛になりそう。